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三条市は、1日から庁舎内の終日禁煙を実施。愛煙家には煙たく、嫌煙家には煙から解放される喫煙ルールがスタートした。 これまでは午前10時から正午までと、午後1時から3時までが禁煙タイムで、それ以外はデスクでも吸うことができたが、1日から本庁舎1階市民ホールなど喫煙コーナー7カ所以外では、市民も職員も禁煙となった。 市役所正面玄関には「市役所内は喫煙コーナー以外、終日禁煙となりました」と市民に知らせる紙を掲示。初日1日は、昼休みになると喫煙をする職員が次々と喫煙コーナーでタバコに火をつけ、紫煙をくゆらせた。 職員は休憩時間以外にはやはり吸いにくく、昼休みになると3、4人ずつ連れだって分煙機を設置した1階市民ホールの喫煙コーナーを訪れ、最初の一服を、大きく吸い込んでいた。 何時間ぶりの喫煙に「寂しかった」「喫煙コーナーにわざわざ来ないといけないので不便。でもやめられない」「残業の時くらい緩和してもらえないかなぁ」と、煙と一緒に口から出るのは、ぼやきばかり。 「決まった事だから守りますよ。だんだん慣れるでしょう」と、あきらめながらも、「三条市の13年度の財源のうち、タバコは5億4千万円もある。喫煙本数が減るから財源も減るのでは」と冗談まじりで自分の健康より市の財政を心配してみせるのが精一杯の抵抗だった。 また、出先機関は、これまで通り禁煙タイムを継続する。庁舎の喫煙コーナー設置場所は次の通り。カッコ内は対象者。
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