|
6月に事故で夫を亡くした燕市道金、清水美代子さん(55)は1日、香典返しにと燕市に100万円を寄付した。 美代子さんの夫で、金型製造業(株)清和モールド社長の啓而(けいじ)さんは6月2日、弥彦山でハンググライダーに乗っていて事故で亡くなった。55歳だった。その香典返しに燕市の社会福祉に役立ててほしいと寄付した。 美代子さんは午前9時半に市役所を訪れ、高橋甚一燕市長に100万円を包んだのし袋を手渡し、「生前は、皆様にお世話になりありがとうございました。親孝行だった主人の母も白ふじの里(特別養護老人ホーム)にお世話になっていましたので、社会福祉へと思いました」と話した。 高橋市長は「どうして、いい方は早く亡くなるのでしょう。5月に燕市小規模事業所中国視察に参加し、帰国されたときに私もお迎えに行き、一人ひとりと握手をしました。それから10日ほどでしたから驚きました」。 清水さんは中国のレポートをこれから書かなくてはと美代子さんに話していた矢先だった。 「自分の好きなことをやりながら亡くなったので、良かったと思うようにしています。主人は3人の子どもたちに仕事のことなどで、オレはオレで好きにやるから、お前たちも好きなことをやれ。と話していましたが、子どもたちは3人とも工学部に進みオレたちは帰ってくるよと話していました。親として、想い出や気持も十分に伝えていました」と、美代子さんは啓而さんの思いを代弁していた。 |
スポンサードリンク
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
|