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県央地域地場産業振興センター(理事長・高橋一夫三条市長)は、18日まで三条・燕地域リサーチコアで「日本のポスターBEST50」展を開いており、戦後のグラフィックデザインに金字塔を打ち建てたポスター50点を展示している。 昨年開いた「世界のポスターBEST50 1945-1990」に続き、今回は国内のポスターにしぼり、1991年に凸版印刷(株)が企画した「日本のポスター100・1945-1989」の中から50点を選んで展示している。
1951年の「カロン洋裁生徒募集」から89年の「西武セゾングループのキャンペーン」まで、年代順に通し番号をふって展示。順番に鑑賞するだけでそれぞれの時代の背景やデザイナーの感性、グラフィックアピール手法、印刷技術の進歩といった変遷を追体験できるという趣向だ。 59年の越路吹雪が初のリサイタルを行ったときのポスターや海外に拠点に活動する横尾忠則の個展用の自己宣伝ポスター、20年余り前のパルコの企業広告ポスター、71年に東京AD賞を受けた資生堂のサンオイルのポスターなど、いろいろな視点から見られる。 なかでも地元で注目を集めるのは、吉田町出身の亀倉雄策(1915-97)だろう。まさに戦後の日本を代表したデザイナーのひとりで、あまりにも有名な「東京オリンピック」のポスターはもちろん、その後に制作した「HIROSHIMA APPEALS」('83)と「'89名古屋デザイン博覧会公式ポスター」('87)も展示している。 毎日午前9時半から午後5時半まで開いている。入場無料。 |
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