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三条市嵐南公民館の水墨画教室(大関雀亭講師・12人)と同教室OBでつくる墨笙会(加藤照雄会長・19人)は3、4の2日間、同公民館で第15回納涼水墨画展を開いている。 毎年夏に開いている恒例の作品展。ことしは色紙大から50号の大作まで水墨画やそれに彩色を加えた墨彩画、合わせて53点を展示。大半は納涼水墨画展に向けて描いたが、一年の総決算の6月に開いた墨笙会展に展示した力作もある。 風景、人物、静物などさまざま題材を墨の濃淡を生かして描写する。最近の水墨画作品に多い青墨を使ったものや、書道などで使われる茶墨とも呼ばれる松煙墨を使ったものがある。 墨笙会の講師、高橋月笙さんは作品「松上の鷹」でマツの幹や枝を松煙墨の濃淡で立体的に表現、幹の中央に鋭い目の精かんなタカを描いた。 会場を訪れる人は顔を作品に近づけて細い筆で描いた細部をじっくり観察したり、遠目で墨の濃淡を鑑賞するなど、一つひとつの作品をじっくりながめている。 |
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