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新潟県警察鑑識課は5日、三条署(小田康夫署長)で巡回相談所「行方不明の人を捜す相談所」を開設し、行方不明者の家族などから8件10人の相談を受けたが、発見には至らなかった。 午前9時半から午後5時まで相談所を開設し、県警の鑑識課と生活安全企画課から2人ずつの4人が三条署へ出向き、昭和61年から毎年、製本している身元不明者写真便覧などを持込み、相談を受けた。 鑑識課の担当は「行方不明のままでは気持ちの踏ん切りがつかないと、1年間で増えた資料を頼りにに毎年、相談に来る人もいます」と話していた。 お盆などで帰省の多い8月を行方不明者強化月で、県警では毎年、相談所を開設。全国で15,000人、県内では160人の身元不明のまま無縁仏として葬られている遺体が家族の元へ引き取られる事を願っている。 昨年は期間中に県内で86件の相談があり、家出人2人の所在と、1人の身元がわかった。三条署への相談は12件あり、ことしの8件より4件多かったが、昨年も確認できた人はなかった 三条署に続いて7日に新発田署、8月9日長岡署でも相談所を開設する。また、では土、日曜を除く8月の1カ月間、午前9時から午後5時まで県庁隣の県警本部鑑識課特で特別相談所を開設しており、今回、三条署へ出向けなかった人にも相談を呼びかけている。 ■関連リンク |
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