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spacer日赤が三条消防に電気ショック搭載救急車を伝達spacer(2002.8.6)

日本赤十字社新潟県支部は6日、県内6地区に配置する救急車の伝達式を行い、県央地域では三条地域消防本部が伝達を受けた。

三条地域消防本部に到着した日赤新潟県支部から伝達された救急車

三条地域消防本部に到着した日赤新潟県支部から納車されたされた

午後1時から県庁で行われた伝達式には、三条地域消防本部の堀内俊夫消防長が出席し、夕方には同本部に最新式の救急車が納車された。

救急車が搭載する半自動除細動器

救急車が搭載する半自動除細動器

救急車は約360万円の本体に装備品を含めて860万円。5分の3の200万円余りを日赤が負担し、残りの640万円を地元で支出した。

高規格救急車とまではいかないが、酸素吸入器、吸引機、携帯電話など最新式の装備を搭載し、なかでも目玉は1台約200万円半自動除細動器。一般には「電気ショック」とも呼ばれ、不整脈などで心臓がけいれんしているときに、救命士が医師の指示を受けて電気を流して機能回復させる器具で、救命率の向上に貢献する。

日赤は新潟県独自で昭和39年から県内の消防本部に救急車の配置を行っており、各消防本部にその維持管理と運用を委託している。三条地区へは今回で3台目の配置。昭和51年に初めて配置し、63年に更新して以来、14年ぶりの更新となった。

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