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(協)三条工業会(斉藤弘文理事長)と三条市は、6日午後6時から三条市金子新田、(株)山村製作所の三条鍛治道場講義室で平成14年度伝統地場産業後継者育成事業開講式を行い、地元の鍛冶(かじ)の後継者ら10人の受講生が伝統の技の勉強をスタートした。 参加者のほかに6人の指導者、関係者、主催者から木宮隆三条工業会副理事長、高橋一夫三条市長、渡辺勝利三条商工会議所会頭ら30人が出席した。 指導者は「昔は手作業だったが今はグラインダーなどを使っている。昔を思い出して取り組みたい」「指導者としては初心者だが楽しくやっていきたい」と自己紹介。受講生も「今している仕事のままだと鍛冶の技が覚えられないので覚えていきたい」「父や祖父がしてきたことを自分もできたらいいと思って参加した」など、受講のきっかけや抱負を話した。 同事業は、鍛冶職人を育成することで三条の鍛冶職人の技術を産地として継承するのが目的。8月19日から12月9日までの月2回、月曜の午後6時から9時まで3時間、先輩の職人から手取り足取りの指導を受けるほか、工場の視察も行う。 カリキュラムは鎚(つち)打ちのリズムとトーン、軟鉄の冷間打ち延ばし、手鎚の使い方など鍛冶の基本的な実技や火造りと使用する道具、和釘の使い方の座学も行う。 |
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