加茂市を中心にアーチスト20人の手づくり雑貨を販売する加茂市穀町、アーティストショップ「セ・ラ・ヴィ」（窪川敦店主）がこのほどオープンし、世界でひとつしかない1点モノの店として高校生や主婦に話題だ。

おもちゃ箱のように手づくり品がひしめく「セ・ラ・ヴィ」の店内

青海神社を背に加茂川を見ると同店のキャラクター「小さい方々（かたがた）」の高さ1ｍ以上もある白い立て看板が目に飛び込む。店名はフランス語で、「それが人生」。

ユニークなキャラクター「小さい方々」の立て看板が「セ・ラ・ヴィ」の目印

ドライフラワー、ビーズ、ネイル、ワイヤーなどのアクセサリーやカントリードール、桐絵など。1,000点を超える商品が4坪の小さな店内にひしめく。

壁面や空間を生かしたディスプレー、シラカバの細い枝から下がって揺れるはアクセサリーと、まるで万華鏡を見るようだ。

ポストカードなら150円からあり、アクセサリー類は1,000円から2,000円が中心。「ビーズの指輪の色をこの色で作って」「贈り物にしたいからこんなドライフラワーリースを」と、オリジナルオーダーもできる。

出品作家は、会社員や主婦がほとんど。プライスタグには、それぞれが本名やニックネームを元にした小文字英語のブランド名がある。

なかでも異彩を放つのが、同店キャラクターの作者、kinzouさん。自身の作品を世に出したいと中学の美術教師を辞めて創作に打ち込むプロ志望で、白い秘密の素材に全長1センチにみたないくらいのネコや不思議なキャラクターをかたどったピアスやペンダントトップ、携帯ストラップといったアクセサリーは、人気商品のひとつだ。

「セ・ラ・ヴィ」の窪川店主

窪川店主は、1年半前からホームページでこれら手づくり品の販売を行っている。「画一的な商品とは違い、ホームページの写真だけでは手づくり作品の魅力を伝えることは難しく、たくさんの人から実際に見て、さわって、選んでほしい」と、実店舗をオープンした。

年内には広いフロアに移転する計画があり、店内で手づくり雑貨の講習会を開きたいと考えている。問い合わせは同店へ電話（0256-53-3876）かメールで。同店が扱うブランドは次の通り。

【セ・ラ・ヴィのアーティスト】
▲ドライフラワー＝emi（長岡）▲ビーズアクセサリー＝megu（柏崎）▲カントリードール＝sina（加茂）▲ネイルアクセサリー＝mayu（加茂）▲ポストカード＝maiko（東京）、namie（新潟）、kina（三条）▲竹炭雑貨＝masako（田上）▲陶器＝keiko（加茂）▲手作り石けん＝sunao（燕）▲和雑貨＝tama-ya（加茂）▲ファブリック＝kaoru（加茂）▲純銀アクセサリー＝yoshii（燕）▲アメリカンフラワー＆粘土小物＝ethuko（加茂）▲ステンドグラス＝mike（加茂）▲桐絵＆雑貨＝（同）▲ワイヤー＆ビーズ＝ru-no（新潟）▲オリジナルアクセサリー＝kinzou（長岡）

■関連リンク

C'est la vie（セ・ラ・ヴィ）

■Copyright （C） 2000-2002 kenoh.com Allrights Reserved.