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三条市中央公民館(佐藤密夫館長)では17、18の2日間、同公民館でドキドキサイエンスワールドを開いており、「夏休みドキドキ昆虫館」で昆虫標本とビデオ上映を行うとともに、17日は星のクラフト教室も開設した。 昆虫標本は市内の昆虫研究者から協力してもらったものと、下田村郷土資料館から借用したもので、標本箱で75箱、約4,000体。五十嵐川流域の身近な昆虫が43箱、多様で美しいシジミチョウなど12箱、三条では少なくなっている昆虫や日本の国蝶オオムラサキなどのテーマごとで20箱。羽を広げると19センチほどになる台湾の世界最大のセミも展示している。 県央地域では常設の昆虫標本展示はなく、同公民館でも初めて企画で、訪れた親子連れは興味津々。小学生の男の子は「すごい。こんなにたくさん見たことない」と目を輝かせ、20歳代のお父さんは「きっと見たことのあるムシもいっぱいいるんでしょうけど、気をつけて見たことないですからね」と標本箱をのぞ込んでいた。 過去35年間で3頭目の捕獲という珍しいガ「シンジュサン」をこの10日に捕獲し、展示している三条市東裏館、会社員藤崎正雄さん(37)は、「下田村の長野の浄水場の電気の下で見つけました。下田にはいると聞いていたのでやっぱりいたかと思った」と、まだ興奮冷めやらないようすで話している。 17日だけ開いた星のクラフト教室には、小学生を中心に45人が参加した。県内各地で星の観測会などを開いて活動するボランティアグループ、星空ファクトリー(長野親情代表・会員35人)のメンバー9人から手作り望遠鏡、光る星座板などを紙やフィルムケースを使い製作、仕組みや使い方を指導した。 夏休みドキドキ昆虫館は、18日は午前9時から午後5時まで。 |
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