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中学校時代に学校崩壊などで迷惑をかけたお返しにと、三条市立第三中学校の平成4年度卒業生同期会が19日、三条市に約20万円を寄付した。 当時、生徒会長だった東京都に住む布施純也さん(25)と三条市内の関義実さん(25)、小日向美香さん(25)の3人が同期会を代表して午後0時40分に市役所を訪れ、封筒に入れた善意199,702円を高橋一夫市長に手渡した。 10年ぶりの再会となった同期会は、前日18日に三条市旭町、ハミングプラザVIPで開かれ、卒業生約220人のうち95人と、当時の教諭13人が出席。席上、卒業生らが学校崩壊など迷惑をかけた自分たちが今は稼げるようになり、何かお返しができればと募金を行った。 関さんは「中学時代はいろいろなことで迷惑をかけた自分たちが稼げるようになった今、少しでも社会にお返しできればと会場で募金箱をまわして呼びかけた。みんな小銭でなくてお札で協力してくれました」と話した。 中学生時代には、学校のガラスを割ったり、花壇の花を抜いたり、学校崩壊と当時の新聞紙面に書かれたりしたという。高橋市長が今は教育のために少人数制を推奨しているが、掃除の分担が多くなり学校が汚いと話すと、掃除の時間は学校にいたことがなかったと当時を振り返った。 布施さんは「好きな給食の時だけ学校に来ていたようなろくでもない子どもでした」と中学生時代を振り返ると、高橋市長は「ろくでもない子どもだったから、今反省して寄付してくれる」と、笑い声が上がっていた。 |
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