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三条市歴史民俗産業資料館(羽賀吉昭館長)では、9月11日まで同資料館で「絵葉書展〜三条・県央地域編」を開いており、明治後期から昭和の初めにかけて発行の県央地域を撮影した写真を図柄にした絵はがきを展示している。 三条市西本成寺1、会社員田辺修一郎さん(56)がコレクションした約23万点にものぼる絵はがきの中から県央地域に関するものを選りすぐった139点を展示している。
県央地域11市町村の名所をテーマにした絵はがきをはじめ、三条市関連では、同資料館の建物が昭和10年に竣工した記念の「三条市武徳殿」や「信濃川 五十嵐川」「三条中学校」「神社仏閣」「本成寺」、さらに「大河津分水工事」「弥彦神社再建」をそれぞれテーマに分類した絵はがきが並ぶ。 絵はがきは小さいので、見やすいように同資料館では虫めがねを置いているが、ディテールまで観察し始めるときりがない。三条中学校(今の三条高校)の明治35年の創立記念日の行事は、軍事教練そのものだ。 燕の戸隠神社御神幸行列は雁木(がんぎ)の上に石が載る。大正8年の青梅神社の散餅式に写る社は小さなカヤぶき屋根。当時は当たり前の風景が100年近い時を経て今に生きる人にさまざまな感慨を呼び起こさせている。 絵葉書展は三条・県央地域編に続き、9月14日から10月6日まで全国名所編を開く。月曜、祝日の翌日、月末日などは休館、それ以外は午前9時から午後4時半まで開館。入場無料。問い合わせは同資料館(メール:rekimin@city.sanjo.niigata.jp・電話0256-33-4446)へ。 ■関連リンク |
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