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燕商工会議所(高橋作衛会頭)は、20日午後4時から燕市・萬会館で臨時議員総会を開き、6月に退任した吉原祐前副会頭の後任に燕新興工業(株)代表取締役の小柳孝礼さん(51)を決めた。 定数90人のところ1人欠員で89人のうち44人が出席、36人が委任状を提出。副会頭は、議員総会の同意を得て会頭が会員のなかから選任することになっており、高橋会頭は7月22日に開いた各委員長・部会長会議で小柳さんを候補者に決め、この日の臨時総会で拍手で同意、選任した。 小柳さんは平成2年に議員、翌3年に常議員となり、今は会議所の産業経済委員会委員長、日商の地域産業空洞化問題特別委員、燕市経済再生戦略会議の海外戦略部会長など多方面で活躍している。任期は8月20日から平成16年10月31日まで。 小柳さんはあいさつで「高度情報化社会、グローバル化が燕も人ごとではなく急速に進展している中で、皆さんに教えていただきながら、活発な会議所運営をしていきたい」と意欲を示した。 吉原前副会頭は、燕市杣木、(株)東陽理化学研究所の顧問を退職したのに伴い、平成8年8月1日から約6年間務めた副会頭を6月30日で退任している。 高橋会頭は「今は大転換期。企業間競争に打ち勝つには差別化が大事。地域間競争には燕産地の有利さの原材料調達、加工、売買と何でもできる特徴を生かしながらやっていく。これからの生き方はそれぞれの技術を持ち寄り、いろいろなものを作る。ノウハウを大きくし、後世に伝える。これが会議所の役目として、燕をいい産地にしていきたい」とあいさつした。 このほか7月9日の正副会頭会議で、日本金属洋食器工業組合が平成15年3月20日までに現在の燕市燕にある同会館の土地を市当局へ引き渡してほしいとの要請を受けて移転することになり、会議所会館を借用し12月31日までに移転することを了承したと報告。また、日本商工会議所の関係委員会報告、も行なった。 ■関連リンク |
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