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県央地域の夏まつりの最後を飾る第11回しただふるさとまつり〜雨生(まごい)の大蛇祭が24日午前9時から行われ、下田村大橋下の五十嵐川特設会場でのイベントや雨生の大蛇の行列など盛りだくさんなイベントを行った。 しただふるさと祭り実行委員会(会長・佐藤寿一下田村長)が主催。下田村吉ケ平の雨生ケ池にすむ大蛇が、雨や日照りを司ったといわれる伝説を元に、4年前から雨生の大蛇祭りを開いている。
午前9時からは下田村大橋下の五十嵐川川原特設会場で村内の小中学校の演奏会、保育園のお遊戯、ニジマスのつかみ取り、カヌー教室などのイベント。午前10時から八木神社(石沢功宮司)でまつりのメーンとなる雨生の大蛇祭の神事を行った。 神事では佐藤村長ら関係者が清めの払いと行列の安全祈願などを行い、大蛇に命を吹き込む神事のあと、大蛇伝説の美女、笠堀姫役の地元出身の長谷川亜耶さん(16)が、紫の着物と真っ赤な布に金色の刺繍を施した市女傘(いちめかさ)をかぶり、大蛇を先導して神社を出発。笠堀姫が歩き出すと、カメラを持った見物人が一斉にシャッターを押した。 全長80メートルにも及ぶ大蛇は、俵状にしたワラ52個をつなぎ合わせたもので重さは約1.5トン。はっぴを着込んだ若衆220人が、「コイヤ、サー、コイヤ、サー」と声を合わせ、みこしのように担ぎ、大蛇は体をくねらせて進んだ。 当日は朝から曇り空で行列の最中にも雨がぱらぱらと当たったが、行列は続けられた。佐藤村長は「きょうは予報で雨が降ると言っていたが、午前中はなんとか持ちそう。昨年は暑くて大変だったが、ことしはかえって過ごしやすい」と天気を心配しながらも、行列の参加者をねぎらっていた。 |
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