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spacer三条市産業観光開発推進協議会が第4回会議spacer(2002.8.29)

三条市産業観光開発推進協議会(会長・松丸武長岡造形大学教授)は、28日午後2時から市役所で第4回会議を開き、観光資源の乏しい三条市で、産業、まつり、自然などを活用した推進プランの三条市産業観光開発等基本計画の進捗状況報告や次年度に向けた事業などについて検討した。

三条市産業観光開発推進協議会第4回会議

三条市産業観光開発推進協議会第4回会議

同基本計画は平成12年度に策定委員会で取りまとめたもので、計画推進は10年の長期計画。協議会員は学識経験者、関係団体、行政機関から14人で28日はそのうち9人が出席した。

産業資源を活用したプランの中の鍛冶の町づくりプランでは、実施主体の三条工業会の金子昌裕副理事長が常設鍛冶道場の整備について、一時期県立三条テクノスクール移転後の跡地を道場として活用する案もあったが現在は白紙状態。鍛冶道場は好意で(株)山村製作所工場で開いているが、何かの都合で使えなくなった場合どうなるのか、先行きは不安。常設となると指導にあたる鍛冶の後継者不足も問題と話し、(仮)伝統技術保存伝承館の整備などと一体に進めていく必要があり、施設新設の財源、建設後の維持費等十分に検討が必要とした。

植木の里作りプランでは、保内園芸組合長谷川俊美副組合長から、同組合でオープンプライベート庭園の説明会を3月に開き、2、3社程度が希望。大半は観光的に訪問されるのは支障はないが植木が売れるかというと別問題とした。事務局から先進地視察として長野県小布施町はいいのでは。

まつり・イベントを活用した推進プランでは、三条市商店街連合会外山衛資会員から三条まつりの活性化でことし丸井今井邸で大屏風展を開き盛況で、次年度も続ける予定とした。

大きい4つの推進プランの中の38の項目の推進状況の報告や問題点など、それぞれ実施主体団体でそれぞれ話し合ったたくさんの意見が出ていた。約2時間で終わり、次回は10月終りか11月始めに開く。


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