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県央地域地場産業振興センターでは、6日から16日まで三条・燕地域リサーチコアで「デザイン変遷〜壱企業に見る〜 Vol.01 snow peak」を開いており、アウトドア用品で世界に通用するブランドを確立した(株)スノーピーク(山井太社長・三条市三貫地)のプロダクトデザイン、デザインマインドを紹介している。 スノーピークブランドの40アイテム、約100点を展示。キャンプ用のテントやタープから人気シリーズ「ギガパワー」のランタン、テーブルウェア、フィッシング用のバイスやランディングネット、登山用のアイゼンなどが整然と並ぶ。 それだけなら単なるブランドの商品展示だが、天井から下げた8本の縦長のバナーが、それぞれのアイテムが生まれた背景を語る。 バナーには同社の沿革をはじめ、企業理念として掲げる「Snow Peak Way」に込めたスピリット、山井社長が記した「2002年。日本に出て自身を取り戻す。」、商品開発に統一した基準や法則を持ち込んだシステムデザイン、660mmに設定した快適基準寸法などを掲載する。 同社の根底に流れる揺るぎない思想や自信を読みとることができ、商品開発に携わる人に限らず、幅広い企業の経営者に指南をもたらす部分が多いはずだ。 この「デザイン変遷〜壱企業に見る〜」は、同センターでは県央地域の企業をピックアップし、創業から現在までの過程でデザイン活動や開発がどのように企業ブランドや企業イメージに関わってきたのか、またそれぞれの企業におけるデザインの意味、デザインマインドとは何かを紹介しようと開いている。 今回はそのシリーズの第1弾。次回の予定はまだ決まっていないが、これからも同様の形で開き、県央地域の企業を順番にとりあげる。問い合わせは三条・燕地域リサーチコア(0256-32-5806)産業支援部デザイン振興課へ。 ■関連リンク |
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