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三条の老女変死体は殺人事件と断定、捜査本部設置(2002.9.17)
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17日午後、三条市興野3、無職若林トノさん(88)が自宅で変死体で発見され、頭に鈍器でなぐられたようなあとがあることから県警と三条署は殺人事件と見て同日午後5時半、三条署に横尾晃司郎県警刑事部長を本部長とする80人体制の捜査本部を設置した。
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17日午後7時から三条署で行われた記者会見
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若林さん方は1階2部屋、2階3部屋の木造2階建てで、トノさんは1階の6畳の居間にふだん着で仰向けに倒れていた。頭に複数の鈍器でなぐられたようなあとがり、居間の畳が赤くなるくらいの出血があった。
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三条署に設置した三条市興野における殺人事件捜査本部
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トノさんは次男の無職安男さん(54)と2人暮らし。死亡推定時刻はまだわからないが、安男さんが午前9時半に出掛けるときには元気だったので、安男さんが自宅に帰って通報する午後1時55分までの間となる。
倒れているトノさんを発見した安男さんは「外出して帰ってきたら、ばあちゃんが倒れている。救急車を呼んでくれ」と、近所の人に頼んで119番通報してもらった。
室内は生活用品が雑然としていて、開けられている引き出しもあったが、ふだんの様子がわからないので物色したためなのかどうかは明らかでなく、これから総合的に判断する。翌18日午前9時半から新潟大学で司法解剖を行う。
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