燕市民初の栄養関係功労者厚生労働大臣表彰を受けた笠原さん

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燕市民初の栄養関係功労者厚生労働大臣表彰を受けた笠原さん(2002.9.18)

燕市民初の栄養関係功労者厚生労働大臣表彰を受けた燕市食生活改善推進協議会会長の笠原和子さん(75)＝燕市殿島2＝は18日、高橋甚一燕市長を表敬訪問した。

高橋燕市長を表敬訪問した栄養関係功労者厚生労働大臣表彰の笠原和子燕市食生活改善推進協議会会長

午後3時に市役所を訪れた笠原さんは、坂口力厚生大臣名の表彰状と副賞の(財)日本食生活協会松谷満子会長名の盾を持参して表彰を報告。「うれしかった。まさかと思いました」と喜びを話していた。

高橋市長は「市からのお祝いとして表彰状を入れる額を贈る」とその場で決め、表彰状が規格サイズより大きく、額が特注になるため、あとで贈ることにした。

笠原さんは栄養改善及び食生活改善事業の普及向上での功労が認められて、6日に長崎県長崎市で開かれた平成14年度全国食生活改善大会に出席し、表彰を受けた。全国で30数人が受賞し、県内では笠原さん1人で、燕市民のこの表彰は初めて。

笠原さんは昭和44年から33年以上、燕市食生活改善推進協議会委員として地域住民の正しい食生活の普及や浸透を図り、住民の健康保持増進に活躍。昭和58年から19年間、同協議会会長を務めており、昨年から巻保健所管内の会長、県理事も務めている。

昭和62年に食生活改善のつどいで優良会員として表彰され、平成元年に巻保健所管内食生活推進委員功労表彰、平成11年燕市長表彰、平成12年県知事表彰と数々の表彰を受けており、先に県が大臣表彰に推薦した。