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spacer県内6チームのディベートで新潟経営大学が優勝spacer(2002.9.18)

県内から6チームが参加して7、8の2日間、新潟市で開かれた明るい選挙青年講座のディベートで、加茂市・新潟経営大学(蛯名保彦学長・学生719人)の4年生5人のチームが優勝した。

明るい選挙青年講座のディベートの優勝メンバー、前列左から小柳さん、堀川さん、岡田さん、後列左からリーダー福田さん、高野さん

明るい選挙青年講座のディベートの優勝メンバー、前列左から小柳さん、堀川さん、岡田さん、後列左からリーダー福田さん、高野さん

県選挙管理委員会と県明るい選挙推進協議会が毎年開いているもので、ことしで6回目。同大学から2チーム、新潟産業大学、国際情報大学、新潟大学、佐渡金井町役場の6チームが参加、新潟経営大学の優勝は初めて。

優勝チームのメンバーは、リーダーの福田慎行さん(22)=新津市=と岡田哲雄さん(21)=燕市=、堀川正雄さん(21)=三条市、高野里子さん(21)=三島町=、小柳良三さん(21)=加茂市=の5人。同大学西沢一光助教授が福田さんの参加を推薦、福田さんが自分の意見をはっきり言える知人に声をかけて編成。全員が初参加。ふだんから小論文やビジネス英語の勉強に熱心なメンバーだ。

ディベートのテーマは「どうすれば選挙の投票率をあげることができるか」。各チームは提案型のプレゼンテーションを行い、1試合1時間のディベートで意見を戦わせて勝敗を決めた。

優勝した同大学チームは教育に軸足を置き、有権者の意識を高めるには小中学校の教育から意識の醸成を行えば政治に対する関心が高まり、結果、投票率向上につながると展開。予選は2戦2勝し、決勝の新潟産業大学とのディベートでは、ジャッジ20人のうち16人が同大学を支持する圧勝だった。

優勝メンバーは「参加前は政治や選挙に興味がなかった。しかし今は選挙は大切だとわかった。政治がよくならなければ日本は良くならない。25歳になったら衆議院に出馬したい」「これまでは自分が1票入れたって何も変わらないと思っていた。教育することによって、しっかりとした良識をもった有権者を育て、候補者も育てることになると思う」。

自分たちの言葉で提案し、ディベートを行うことでそれぞれの選挙に対する意識は一変。次の選挙では必ず投票に行く話している。

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