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spacer彼岸の入りで彼岸団子づくりに忙しい和菓子店spacer(2002.9.20)

秋の彼岸の入りの20日、和菓子製造販売の(有)笹福(小林格社長・燕市中央通り3)の店頭には彼岸団子が並んだ。

彼岸とともに団子づくりに忙しい笹福

彼岸とともに団子づくりに忙しい笹福

「秋分の日」を中日とする一週間が秋の彼岸。煩悩を川の流れにたとえて、迷いの岸から、悟りの彼岸に渡る。県央地域では盆に比べると墓参りする人の数はぐっと少ないが、それでも仏前におはぎや団子を供える人は多い。

彼岸に売れる団子を前に小林社長

彼岸に売れる団子を前に小林社長

同店では、春と秋の彼岸には夜明けを待たずに商品の製造を始める。いちばん忙しくなるのは、やはり中日でことしは23日。この日は毎年、午前3時ころから仕事にかかる。

同店のおはぎは、あんこときなこの2種類でそれぞれ1個100円。コシヒカリ100%のつぶあん入り白玉だんごは100円、彼岸だんご250グラムパックは350円。

小林社長は「お彼岸には、おはぎや白玉団子はもちろんですが、しょうゆ団子や生チョコ大福まで全般的に買っていかれます。お彼岸に着くようにと毎年、笹団子を発送される方もあります」と話している。