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パッチワークキルトの小林典子作品展(2002.9.27)
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全国にも知られるパッチワークキルト作家、小林典子さん=三条市北新保2=は、10月から燕市宮町、カフェ・リベロでパッチワークキルト教室を開くのに先駆けて10月5日まで同店で小林典子作品展を開いている。
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カフェ・リベロで開かれているパッチワークキルトの小林典子作品展
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タペストリーやクッション、バッグや帽子など約30点ほどを壁やテーブルを使って展示。パッチワークは小さな布を接ぎ合わせ、キルトは3層を一緒に重ねて作業。その工程がわかるように制作途中のサンプルも展示している。
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挑戦を続ける小林典子さん
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技術はもちろんだが、卓越したデザイン力が小林さんの魅力だ。東京でテキスタイルデザイナーとして活躍したキャリアをベースにした図抜けた色彩感覚やデッサン力は、手芸というジャンルでひとくくりにされがちなパッチワークキルトをアートの域に引き上げる。
キルト・ジャパン展銀賞、キルト日本展入選と全国公募展でも評価され、3年前から専門誌「パッチワークレッスン帳」(主婦と生活社)の連載も手掛けている。
そうした実績を展示作品から十二分に感じることができるが、親しみやすい作品を中心にそろえた。お気に入りのハートをモチーフにした作品が多く、加茂特産の加茂縞を素材にしたオリエンタルな作品も。手にとって自分でも針を持ってみたくなる作品ばかりだ。
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加茂縞を使った和のテーストの作品
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すでにパッチワークキルトを手掛けている人の見学もあり、作品を1点ずつじっくり観察してメモを取るなど、地元の愛好者にとってあこがれの存在の作家の作品に学び、刺激を受けている。
小林さんは三条市内に開設する工房「絵舞(えむ)」でパッチワークキルト教室を開いているほかに燕市、加茂市、栄町でも教室を開いている。
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小林典子作品展のポスター
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10月からカフェ・リベロを会場に月2回、第1と第3水曜の午後7時半から9時半まで教室を開くことになり、今回はそれに先だまずはパッチワークキルトを一人でも多くの人に知ってもらおうと、同じ会場で作品展を開いている。
このあとも年内に2回、グループ展に参加するなど自身を追い込むように忙しい毎日。「これからは何かテーマをもって制作に取り組んでみようかと思います」と小林さん。その挑戦に終わりはない。
作品展は29日、30日、10月1日は休む。会期中は希望があればパッチワークキルトの体験教室も開く。
また、ケンオー・ドットコムでは、小林さんが制作したミニタペストリーを抽選で3人に1点ずつプレゼントする。以下のリンクをクリックして応募する。10月5日締め切り。
■関連リンク
小林典子さん作ミニタペストリーを抽選で3名様に
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