ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
リサーチコアで6日まで「記憶のデザイン」展(2002.10.1)
|
|
|
(財)新潟県地場産業振興センターは、10月6日まで三条・燕地域リサーチコアで「記憶のデザイン」展リサーチコア展を開いており、国際的なデザインコンペティション「国際デザイン・リソース・アワード(IDRA)」の入賞、入選作品を中心に約100点を展示している。
|
三条・燕地域リサーチコアで開かれている「記憶のデザイン展」
|
IDRAは米国・シアトルのNPO機関、デザイン・リソース・インスティテュートが毎年開いているデザインコンペティション。資源を有効利用するための優れたデザインの提案に賞を与えている。
「記憶のデザイン」とは、IDRAを主宰するトム・ジョンソン氏がテーマとして掲げた言葉で、リサイクルやリユースされたものが以前はどんな製品だったのか、どんな風に使われていたのかなどを呼び起こさせることから、そういった素材を使ったデザインを指す。
また、自然素材を使用するなどエコロジカルな配慮がされたものには、それぞれ作品として結実するまでの物語があり、それも含めて「記憶」と呼んでいる。
使用済みの自転車部品を溶接してさまざまな形にリユースした作品やガラス瓶をリユースした花瓶に工場から出る木や竹の廃材を上部にはめ込んだ一輪花固定パーツ。廃棄されたブラインドで作った定規、ニンジンやホウレンソウ、セロリを加工したパソコンのキーボードなど、まさにアイデアの宝庫といえる作品が並ぶ。
また、昨年の第5回コンペで受賞した三条市上須頃、星野晃作さん(MCLスタジオ主宰)の牛乳パックを利用した花器「カートンベース」も展示している。期間中は無休で午前9時半から午後5時半まで、入場無料。
■関連リンク
The International Design Resource Awards (IDRA)
第6回国際デザイン・リソース・アウォード・コンペティション
|