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燕、吉田、分水、弥彦でごみの有料化始まる(2002.10.2)
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燕、吉田、分水、弥彦の4市町村で構成する新潟県中央衛生センター組合がごみの有料化をスタートした1日、燕市では燃えるごみの収集日だったが、有料化を前にごみが大量に出されたため、この日のごみの量は少なく、指定ごみ袋を使わないごみ出しも少なく、静かな有料化スタートだった。
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指定袋に入れられていないため収集所に残されたごみ
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ふだんの収集日は、回収に午後2時か3時ころまでかかるが、この日は午前10時過ぎにはほとんど回収を終わった。指定袋以外の袋に入れたごみは回収せず、オレンジ色の警告文を張った。
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指定袋でない袋に入れられたごみに張った警告
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半年でふだんの2年分が搬入されてできた粗大ごいみの山
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有料化を前に市内全戸に指定袋のお試しセットを配付したこともあり、指定袋以外のごみ出しは少なかった。
一方で吉田町にあるごみの処理施設、新潟県中央衛生センターでは、9月30日までに出された大量のごみの処理に追われている。30日までに構成4市町村から回収された燃えるごみは、ふだんの約2倍の210トンにのぼった。収集車がごみを入れるごみピットの中には、ごみが高く積み上げられている。
燃えるごみより深刻なのは粗大ごみで、これまでためていた粗大ごみを有料化前に一気に吐き出した。粗大ごみの4市町村合わせた搬入量は、今年度4月から9月までの半年で1290.49トン。すでに昨年度1年間の558.13トンの2倍を超え、2年分の粗大ごみが運ばれたことになる。
粗大ごみの搬入量がはね上がったのは8月から。4市町村合わせた粗大ごみの搬入量は、ことしに入って7月までは月に70トン前後。それでも昨年の1カ月の平均の2倍近かったが、8月には259.50トン、9月は735.66トンとそれまでの搬入量からは考えられないほどの粗大ごみが出された。
9月の搬入は布団類や、自転車、畳などが目立ち、つづらやうすもあった。同センターでは粗大ごみの処理だけで数カ月かかるとしている。毛布が大量に出たこともあり、アフガニスタンなどの海外支援団体に引き取ってもらう計画だ。
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