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三条ECが同業者の団体をパネリストに10月例会(2002.10.18)
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三条エコノミークラブ(高橋幸治郎会長・131会員)は、17日午後7時から三条信用金庫本店で10月例会を開き、「ECを活かしていますか?〜縦の情報から横の情報へ」をテーマに次期経営者を母体とする県内の3団体代表とパネルディスカッションを行なった。
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三条エコノミークラブの10月例会
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同クラブ会員56人が参加し、コーディネーターの高橋会長が「12月の卒業式前の実質、今年度最後の勉強例会になる。有意義な会にしたい」とあいさつして開会した。
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左からパネリストの木村柏崎青年工業クラブ会長、渡辺長岡鉄工業青年研究会副会長、神田弥彦旅館組合青年部副部長
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パネリストは団体の木村孝吉柏崎青年工業クラブ会長、渡辺喜治長岡鉄工業青年研究会副会長、神田雅仁弥彦旅館組合青年部副部長の3人。テーマにそっていずれも同業者の横のつながりからなる団体で役職を務めている。
会員が同業種との交流や情報交換に「同業だとお客の取り合いにならないか」と質問したのに対し、パネリストは3人ともそうした心配はなく、協力するほうが大きいとメリットを強調した。
木村柏崎青年工業クラブ会長は「単価の問題はなかなか表面化しないが、新しい設備を入れたら見せてもらい、情報交換する」、渡辺長岡鉄工業青年研究会副会長「昔は飲み会でけんかなどもあったらしいが、今はそんなことはしていられない。会のホームページで各社のPRをし、よそから仕事をもってくるようにする。互いに協力するために会員各社の内容を知ろうと説明会も行なった」と活動を紹介した。
神田弥彦旅館組合青年部副部長も「逆に繁忙期にはお客をまわし、協力し合う」と、同業者が相互に補完しあうことの強みも紹介した。
ほかにもパネリストは、会員相互の連絡にはメーリングリストを活用していることや、新入会員の拡大が難しいため卒業年齢を引き上げたことなどを話した。
会員は地域産業の2代目、3代目として同じような問題や悩みをもつパネリストの考え方に対する関心は高く、次々と質問して新たな視点の情報を吸収していた。
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三条エコノミークラブ
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