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中小企業大学校三条校が開校10周年(2002.10.24)
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開校10周年を迎えた中小企業大学校三条校(岩崎博之校長)は、23日午後1時半から同校で記念式典と記念講演会を行い、国や県などの支援機関と同校関係団体、受講企業から175人が出席して節目を祝った。
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開校10周年中小企業大学校三条校で記念式典と記念講演会
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三条校は平成4年10月に全国で8番目の中小企業大学校として開校。以来、中小企業のための専門的研修機関として人材育成の中核的な役割を果たしてきた。
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見学信敬中小企業総合事業団理事長
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平山征夫県知事
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記念式典で見学信敬中小企業総合事業団理事長は「全国9校のうち8番目の三条校は、これまでに1万人を超える人から受講していただいた。中小企業を取り巻く環境は複雑で厳しいものとなっており、環境変化を的確に捉え、経営革新を力強く推進できる人材の育成が以前にも増して重要となっている。三条校が引き続き中小企業発展のためにお役にたてるよう、より一層努力していく」とあいさつした。
来賓祝辞で中小企業庁長官代理の長官官房政策調整課・坂爪正幸企画官は「厳しい環境のなか、やる気と能力のある中小企業が破綻することのないよう、多面的に支援していく」、平山征夫県知事は「10月25日で知事になって10年、三条校は私と同じ歴史。意欲と知恵を持った人材を育てていくことが大切。ひとりでも多くの次代を担う人材育成を期待する」。
さらに来賓の宮尾弘行長野県商工部長、高橋一夫三条市長の祝辞のあと、受講企業代表の吉田町・(株)ほしゆうの星野光治社長は「われわれ受講企業が発展し、お返しができるように誓う」と祝辞を述べた。
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記念講演会の講師、中国文学者で作家の守屋洋氏
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続く記念講演会では、中国文学者で作家の守屋洋氏が「逆境の次代を勝ち抜くリーダーの条件〜中国古典に学ぶ〜」をテーマに講演した。
守屋氏は「恵まれ過ぎた日本はもろくなっている。今の中国人は粘り強く、したたかで、たくましく、簡単にギブアップしない」「中国の勝負はこれから20年」と、歴史的背景を含めて日本と中国の違いなど話した。午後4時から祝賀会を開いた。
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