三条大橋でトラックからユニットハウスが転落、7台が関係する事故に

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三条大橋でトラックからユニットハウスが転落、7台が関係する事故に(2002.10.28)

28日午前11時半ころ、国道8号線の三条市上須頃地内の三条大橋上で走行中の4トントラックから積み荷のユニットハウスが落ち、対向車両を含め7台が関係、3人が軽いけがをする事故があった。この事故で現場は1時間半にわたって通行止めとなった。

ユニットハウスが転落したトラック

三条市大野畑、(株)本田組の運転手内山和彦さん(45)運転の大型11トントラックが栄町猪子場新田から三条市北野新田の護岸工事現場まで現場事務所用のユニットハウスを移動するため、長岡方向から新潟方向に進行中、橋の中央付近でユニットハウスが荷台から転落した。

大きく壊れたユニットハウスの入り口

ユニットハウスは強い風にあおられ、対向車線を長岡方向に進行してきたダンプカーに始まり、後続の普通乗用車、軽貨物、普通乗用車、軽乗用車の5台に次々と転がるようにぶつかった。

さらに続く6台目の軽乗用車が前の軽自動車に追突した。対向車両のうち3台の運転手が打ぼくなどの軽いけがをした。

ユニットハウスは長さ5.6m、幅2.4m、高さ2.6mの箱型。軽量な鉄骨製で、車とぶつかった衝撃で側面の入り口部分が大きく壊れた。

積み荷が転落した原因はわかっておらず、平ボディーに載せたハウスを止め具で固定していたかどうかも調査中。この日はこの秋いちばんの寒波で強風が吹き荒れ、三条地域消防本部の調べでは、正午までに瞬間風速は20メートルを超えることがあった。

三条大橋は幹線の国道8号線。夜間を除いて慢性的に渋滞しているのが幸いしたようで、対向車はあまり速度を出していなかったため、軽いけがですんだようだ。