西燕保育園幼年消防クラブが防火パレード

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燕市立西燕保育園（藤原アヤ子園長）の幼年消防クラブは、28日午前10時から三八の定期市が開かれている燕市の目抜き通りで防火パレードを行った。

寒風の中で防火パレードする西燕保育園幼年消防クラブの園児

年長児27人と年中児21人の園児48人が参加。みぞれまじりの初冬を思わせる厳しい冷え込みに見舞われ、パレードのコースの短縮も検討したが、計画通りに宮町から秋葉町1までパレードした。

雁木の下でぽんぽんを振って進む園児

長靴に雨具の園児たちは背中に「防火」とある火の用心のはっぴを着て、まといを先頭に行進。先導する燕市消防本部のの広報車は「戸締り用心、火の用心～」と歌を流し、それにあわせて園児はポンポンを振ったり、手拍子したり。「子どもは風の子元気な子」の歌詞の通り、寒さを吹き飛ばすように元気にパレードした。

定期市の出店者は、寒さのなかで頑張る園児に自然と目尻が下がり、拍手で激励。保護者はわが子の晴れ姿をレンズを向け、意外と早足で進むパレードを追いかけるのに懸命だった。

火災予防への関心を深めて火災防止につなげようと毎年、この時期に幼年消防クラブ防火パレードを行っている。パレードは消防クラブを編成する市内の保育園や幼稚園の16クラブが順番に回り持ちで参加している。