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三条工業会が設立10周年記念式典(2002.10.30)
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(協)三条工業会(斉藤弘文理事長・505組合員)は、29日午後3時から三条・燕地域リサーチコアで設立10周年記念式典と記念講演会を開き、協同組合に改組して10年の節目を祝った。
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三条工業会の設立10周年記念式典
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式典には来賓や組合員ら180人が出席。式辞で斉藤理事長はこれまでの経緯を振り返ったあと、「現在はデータベースをホームページ上で公開し、イントラネット構築に取り組んでいる。国内産地のみならず先の見えない経営環境下でただ、尻込みするのではなく、情報を集め産地間競争に打ち勝っていかねばならない。そのためにIT化の波に逆らわず、乗り遅れないでもらいたい」。
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斉藤弘文三条工業会理事長
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さらに「産地間競争に打ち勝つ三条、世界にはばたく協同組合となることを祈念する」と、産地の競争力向上の一端を三条工業会が担うことに期待した。
高速道路料金の共同収益事業や専務理事派遣などで貢献した三条信用金庫に感謝状を贈呈。斉藤理事長から感謝状を受け取った杉野良介同金庫理事長は「現在は年間2億5千万円ほどの支払いで、道路公団から5千万円ほどの割引バックがある。当金庫としても大変、大きな事業となったことに感謝している」と話した。
来賓の平山県知事の代読で高橋豊県産業労働部長、高橋一夫三条市長、渡辺勝利三条商工会議所会頭がそれぞれ祝辞を述べた。
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最優秀賞に決まった大阪市の小倉栄二さんの作品
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記念事業発表では公募したシンボルマークの発表とインターネットバザール「インダスクラブ」を発表した。シンボルマークには15歳から67歳まで全国から218点の応募があり、7日に10人の選考委員で最優秀賞1点と優秀賞を2点、入賞5点の計8点を選考した。
最優秀賞に決まったのは大阪府大阪市、小倉栄二さん(44)の作品。「三・条・工」の文字を合字のように組み合わせて力強くデザインした。
インダスクラブ発表では木宮隆実行委員長が「最終的には福利厚生事業に育っていけば」と話し、渡辺会頭にパソコンを使って実際にオンラインショッピングを体験してもらった。
午後4時20分からの記念講演会では、演芸プロデューサー大友一平氏を講師に「心の栄養ユーモア弐専弐念〜商売繁盛の秘訣〜」のテーマで聴いた。冒頭、大友氏の「景気が悪い人、手を挙げて」に半数以上の参加者の手が上がり、「こりゃ、だめだ〜」と大友氏。ユーモアあふれる話しぶりに聴講者は引き込まれていった。
三条工業会は昭和39年に任意団体として発足、平成4年10月29日に協同組合組織に改組してから10年。このほかに設立10周年の記念事業としてゴルフ大会、三条市産業祭への出展、シンボルマーク選定、インターネットバザール「インダスクラブ」などがあり、来年は記念誌を発行する。優秀賞以下はシンボルマークの優秀賞以下は次の通り。敬称略。
【優秀賞】▲阿部公明(29)=三条市西大崎・(株)カワグレ=▲岩野健吾(25)=長岡市・長岡造形大学=
【入賞】▲阿部公明(29)=三条市西大崎・(株)カワグレ=▲岩野健吾(25)=長岡市・25・長岡造形大学=▲杉山みゆき(35)=静岡市・主婦▲彦根正(46)=東京都町田市・彦根デザイン事務所=▲平明香(20)=豊栄市・新潟デザイン専門学校=
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三条工業会
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