平成15年用お年玉付き年賀はがきが1日、全国一斉に発売され、三条郵便局(熊原正典局長)でも年賀はがきを求める市民が窓口に列をつくり、年末が間近いことを実感させた。
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窓口を開けると同時に年賀はがきを買い求める7、8人の列ができた三条郵便局
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三条郵便局ではふだんの窓口とは別に年賀はがき臨時窓口を開設。「年賀はがき臨時窓口」と書いて年賀はがきの見本を張った赤いゲートで窓口カウンターを飾った。
午前10時に窓口を開くと同時に7、8人が臨時窓口に並び、さっそく年賀はがきを買い求めていた。一番最初に来年の年賀状を手にした60歳代の市内の男性は「たまたまこちらのほうに用事があり近くにきたもので、そういえばきょう発売だと思って10分ほど前に並びました」。
市内の30歳代の女性は「インクジェットの広告付きはがきを買いました。予約しようとしたら、すでに広告付きはいっぱいになり終了と言われ、窓口に行ったらあるかもしれないということで来ました」とお目当ての年賀はがきを手にちょっぴりほっとしていた。
年賀はがきは、絵入りはがきの信越版が来年のえと、ヒツジにちなんだ「羊とさんぽ」と「ふるさとの春」の2種類(寄付金付き55円)、広告付き年賀はがき(インクジェット紙45円)、無地(一般とインクジェット紙各50円)。
全国発行枚数は38億6,500万枚で三条市内の郵便局の取り扱い分は1,990,200枚。三条郵便局分は671,500枚で、内訳は「羊とさんぽ」62,000枚、「ふるさとの春」58,600枚、インクジェッ紙の広告付き13,000枚、無地537,900枚。インクジェット紙は合計283,000枚。
同郵便局では10月からの予約で取扱いはがきの70%がすでに予約されており、なかでも枚数の少ない広告付きは1日の午前中で売り切れた。
同局職員は「予約が定着してきたため、昔のように発売日に窓口に殺到するということはなくなったようですが、希望のはがきは、お早めにお求めください」と話していた。
年賀切手は15日発売で、寄付金付お年玉くじ付の図柄は会津中湯川人形・扇持ち未(おうぎもちひつじ)(53円)と邑久張り子・干支未(83円)の2種。
また、同局では12月20日から1月5日までの年末年始アルバイトを募集している。問い合わせは同局(電話:0256-33-0400)へ。
■関連リンク
平成15年用の年賀葉書及び年賀切手の発行
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