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初雪とともに三条別院のお取越始まる(2002.11.6)
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三条市本町2、真宗大谷派三条別院、通称「東別院」では、5日から8日までお取越(おとりこし)の名で親しまれる報恩講を行なっており、7日までの3日間、別院参道やその周辺では植木市や露店市が店を開いている。
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参拝者が少なく閑散としたお取越の市
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報恩講は浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)の報恩のため、親鸞の忌日を最終日として7昼夜にわたっ
て行なう法会。
7日は「立冬」。お取越とともに季節は秋から冬へ移る。地元では「お取越は荒れる」とよく言われるが、その言葉通りに初雪の降る寒波のなかでお取越が始まった。もっとも、ことしはお取越を待たずに10月下旬から厳しい冷え込みが続いている。
5日は寒波に加えて3連休明けのせいか、お取越の市に足を運ぶ市民は少なく、参道を歩く人はまばらで露天商もお手上げ。間をおいて前を通る子ども連れの参拝客に「いらっしゃい」と声をかけたが開店休業状態で「天気しだいだね」と背中を丸くして天気の回復に期待していた。
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