第4回東日本デザイン団体会議実行委員会と(財)新潟県地場産業振興センターは、15、16の2日間開く第4回東日本デザイン団体会議Design Link NIIGATA」の一環で、19日まで三条・燕地域リサーチコアで東日本デザイン団体会議デザイナーズ作品展を開いている。

19日まで地場産で開かれている東日本デザイン団体会議デザイナーズ作品展

北海道、東北、関東甲信越、北陸の東日本を中心に活躍するデザイナーなど17組の作品を展示。デザイナーごとに開発のきっかけや背景、経緯、販売方法、作品への感想や思いのほか、デザイナーの写真、プロフィール、コメントなどを紹介しており、それらを透明なアクリル板にプリントし、下部は足下を照らすように照明を透過させる凝ったディスプレーで見せる。

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山形県の4体で鯛を描くレディースドレス

青森の津軽塗りとHOYAガラスのコラボレーション

展示作品は各県のデザイン団体などがデザイナーを推薦した。県内のデザイナーは7人で、ツインバード工業、スノーピーク、小林工業、安達紙器工業、吉田工業、明道、青芳製作所、イシモク、中野科学、マルト長谷川工作所、オリエンタル、和助製作所の製品を展示する。

県外のデザイナーでは、山形県の4体合わせてサカナのタイの絵柄になるレディースドレス、青森県の津軽塗りとHOYAガラスとのコラボレーションのテーブルウェアなど、地域の産業と密接に関わった作品を見ることができる。

また、15日午後5時から５時45分まで出展デザイナー8人が会場で作品解説を行なうので、地元のデザイナーやモノづくりに携わる人にはデザイナーの生の声を聞かれる願ってもないチャンスだ。

第4回東日本デザイン団体会議は、地場産センターがことし創立15周年の節目を迎えたこともあり、県内のデザイン団体と実行委員会を組織して、東日本地方中心に全国のデザイン関連団体・機関の参加を得て開く。

21世紀に期待されるデザインの役割や展開方法について各地域の情報や取り組みや地域で活躍しているデザイナーの作品をとおし研修・交流を行い、新潟発のデザインスピリットを全国に発信することを目標としている。

15日は記念シンポジウムで豊口協長岡造形大学学長による基調講演とデザインフォーラム、交流会、16日は新潟県央ものづくりの視察・体験で、地元の工場や施設の見学研修、三条鍛冶道場の体験を行う。

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