9日から15日までの秋の全国火災予防運動の一環で燕市消防本部(小野塚栄治郎消防長)は、10日午後1時から市内防火宣伝巡回広報を行ない、消防車などで市内を回って市民に火災予防を呼びかけた。
|
燕市消防本部を出発する市内防火宣伝広報
|
「消す心 置いてください 火のそばに」を統一標語に秋の全国火災予防運動がスタート。同本部は運動期間中に毎年、巡回広報を行っている。
消防職員と消防団員25人が参加し、「火の用心」とある横断幕をボディに掲げた同本部消防車と燕市消防団の積載車合わせて8台で午後5時まで市内全区域をパレードした。
ことしは運動初日の9日、燕市内で室内に干していた洗濯物が原因と思われる住宅1棟が全焼する火災が発生しており、同本部では「暖房機器を使う季節。火の取扱いには十分な注意をしてほしい」と呼びかけている。
また、運動最終日の15日は、午前9時から同本部と出張所から防火駅伝を行い、それぞれ「火」「の」「用」「心」の文字のゼッケンをつけた消防署員が4人1組で市内を3つのコースに分かれて駅伝形式で走り、まさに体を張って火災予防をアピールする。
■関連リンク
消防予第251号 平成14年秋季全国火災予防運動の実施について
|