ニュースタンク
|
...見出し一覧へ
|
|
三条市内65歳以上の一人暮らし世帯対象に防火巡回指導(2002.11.13)
|
|
|
9日から15日までの秋の火災予防運動にあわせて三条地域消防本部(堀内俊夫消防長)は、13日午前9時から関係機関とともに三条市内の65歳以上の一人暮らし世帯防火巡回指導を行なった。
|
13日に三条市内の65歳以上の一人暮らし世帯を対象に行われた防火巡回指導
|
毎年、火災予防運動の期間中に行っており、ことしも同本部、東北電力(株)、(株)コロナ、北陸ガス(株)、市健康福祉課の5団体から各4人ずつ20人が指導に参加した。
各団体1人ずつの5人編成で4班に分かれて市内の一人暮らし老人世帯32軒を訪問し、それぞれ専門分野の電気、ガス、暖房器具の安全確認、また、市健康福祉課職員は健康チェックや防火について指導した。
|
それぞれが専門分野で安全をチェック
|
最初に訪問した家では、東北電力(株)は漏電検査と室内の配線の点検を、(株)コロナは石油ストーブの芯や点火状況、ファンヒーターの安全を確認し、消防職員は消火器の年式から期限が切れていないか確認た。北陸ガス(株)はガス警報機や風呂場や台所のガス器具を点検し、ガスコンロの古くなったゴム管を新しいものと交換した。
市健康福祉課職員は市が貸与している緊急通報装置の使い方指導や「何か困ったことはありますか?」と声をかけ、お年寄りのためになるいろいろな市の制度を紹介した。
消防職員が「119番をかける時は自分の電話番号だけ言ってください。とっさの時にはわからなくなるので書いておくといいですよ」とアドバイスするとお年寄りは「どうもありがとうございました」と、いわば家庭の無料安全点検に感謝していた。
巡回指導は栄町ガス組合、下田村プロパン組合、役場の協力で、15日にも下田村の8世帯と栄町の8世帯の一人暮らし世帯でも行なう。
このほか同本部では1日から15日まで同本部職員2、3人が1組になって三条市内80世帯、下田16世帯を巡回指導している。
|