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「加茂美人の湯」が24日オープン(2002.11.15)
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加茂市が同市宮寄上地内で建設を進めている日帰り温泉施設、市民福祉交流センター「加茂美人の湯」が24日、オープンする。
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24日のオープンに向け、工事が急ピッチで進む市民福祉交流センター「加茂美人の湯」
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24日は午前10時から同センターでオープニングセレモニーを行い、午後2時にオープンする。施設は19,770平方メートルの敷地に建つ鉄筋コンクリート造一部鉄骨造2階建で、延床面積3,752平方メートル。
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エントランスホールからのびる開放的な吹き抜け
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平成17年度竣工の三条高校の新校舎設計も手掛ける加茂市出身の川崎清立命館大学名誉教授が設計、明るい和風がコンセプトだ。
館内は打ちっぱなしのコンクリートで、サクラの床材などとの組み合わせで冷たさはない。見た目ばかりでなく、エントランスホールからすべて床暖房で厳寒期でも足下から暖まる。
エントランスホール抜けて左が加茂市の特産品などを販売する特産品コーナー、右が受け付け。ロビーから大浴場まで続くギャラリーは、吹き抜けのゆったりとした空間が広がる。粟ヶ岳を向く壁面は総ガラスで、壮大な粟ヶ岳のパノラマを借景にする。
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天井にヒノキをおごる大浴場
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粟ケ岳を一望できる露天風呂
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浴場は、大浴場と露天風呂があり、一日ごとに男女を入れ替える。大浴槽、露天風呂、泡風呂、ジャグジー、サウナなどを備え、天井にさわやかな香りを放つヒノキをおごる。
泉質は含硫黄、ナトリウム、塩化物強塩温泉で7種類の有効成分がある。また、手すりなどが付いて身体の不自由な人にも安心の家族風呂が2つある。
大広間は食事のできる100畳敷が3室あり、間仕切りを開くと300畳の大きなスペースに。ゆったりと292席を配置。ここからもガラス越しに粟ヶ岳を拝める。
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大広間からも粟ケ岳のパノラマ
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加茂川に向かう面には、12畳の小部屋が1階と2階に4室ずつ、計8室を備え、1階は仕切りをはずすと24畳の部屋になる。ほかにもマッサージ機などが設置される健康増進コーナーやプレイルームを設置し、あらゆる世代が自然に抱かれた感覚でたっぷり一日、過ごすとができる。
加茂市は平成10年3月に温泉掘削に着手し、同所で多くの成分を含んだ温泉湧出に成功。平成13年度に同センター建設に着手し、オープンに向けて外溝工事などが急ピッチで進んでいる。
開館は午前9時半から午後9時半まで、毎月第2水曜か祝日の場合はその翌日、12月31日と1月1日は休館。料金はタオルセットを含めて中学生以上700円、小学生300円で、午後6時以降の入館はそれぞれ500円、200円。小学校入学前は無料。館内着は100円。
オープンに伴って加茂市では、加茂駅と同センターを結ぶ無料シャトルバスを運行、1時間に1本ていど往復する。蒲鉄バス停留所に停まり、乗車は同センターと七谷コミュニティセンター利用者に限る。
■関連リンク
加茂市公式ホームページ
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