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spacer三高跡地活用を考えるワークショップがスタートspacer(2002.11.19)

平成17年度に移転する県立三条高等学校の跡地を県から購入の方向の三条市は19日、市民意見を反映させた跡地活用案を作成するための市民ワークショップを開いた。

18日スタートした三高跡地活用を考えるワークショップ

18日スタートした三高跡地活用を考えるワークショップ

ワークショップは来年3月まで毎月開き、最終の6回目は2つか3つの案をつくり、公開プレゼンテーションを行なう。19日はその第1回目。午後7時から三条市中央公民館で開き、募集にこたえた市民など28人とスタッフ9人の37人のうち、31人が参加した。

高橋一夫三条市長は「財政は厳しく、施設整備については提案をいただいて、すぐ実施するのは難しいが、市民の大切な財産、予算ができてからや合併が終わってからではなくて、できればその前に三条市としての活用方法を考えたい。来年3月まで、どう活用したらいいかアイデアをたくさん出してください」とあいさつした。

参加者は自己紹介してから4つのグループに分かれて活用の方向性を自由に話し合うグループワークを行なった。

三条高校跡地は校舎側約18,000平方メートル、グラウンド側約15,000平方メートルの計33,000平方メートル。県からの土地購入予定は平成18年度以降で、三条市まちづくり総合計画の財政計画(中期)に位置付けている。

購入費用は20億7,000万円で、返還は平成19年から33年までの15年間で8億円の利息を含め28億6,000万円。平成17年度移転が決まっているが、グラウンドについては年度中は使用する予定だ。