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三条市の除雪計画路線は昨年度より4km余り延長(2002.11.26)
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三条市は25日午後1時半から市役所で平成14年度の除雪対策協議会を開き、国県市道の今冬の除雪計画や交通対策について説明し、自治会や関係機関に協力を求めた。
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三条市の平成14年度除雪対策会議
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市、新潟国道工事事務所黒崎出張所、三条土木事務所、三条署から15人と自治会、電力、電話、交通機関、運送業者など関係機関約35人のあわせて約50人が出席した。
国道8号線を除雪する国土交通省黒崎維持出張所は、市内の管理延長10.0kmを積雪5cmから除雪を行い、路面凍結が予想されたら凍結防止剤を散布。歩道除雪は約11kmで、今月1日からすでに除雪体制に入っている。
国道289号線と403号線、主要県道の合わせて11路線、延長52.4kmは新潟県三条土木事務所が積雪10cmから実施。歩道除雪は22.8kmで、県は12月1日から本格的な除雪体制に入ると、それぞれ担当者が説明した。
三条市の除雪計画は2096路線で、路線の重要性などから早朝除雪を行う第1種路線は163,550.0m、第1種完了後に除雪する第2種路線は169,620.7m、消雪パイプ117,138.5mで、計450,309.2m。昨年度は445,975.6mで4km余り増えた。市道総延長約6,256kmに対する除雪率は72.0%となる。
除雪出動は積雪15cmを目安とするが、降雪積雪状況から朝までに交通不能が予測される場合は10cmていどでも除雪する。第1種路線は午前7時ころまでに2車線を確保し、2車線不能の場合、1車線と待避所を確保。第2種路線は原則として日中除雪で、第1種完了後に1車線を確保し、なるべく待避所を確保する。
歩道除雪計画では小学校通学路を中心に11路線、9069.8mで、2、3日の降雪の収まったあとに出動する。
除雪機械は市所有の除雪グレーダー2台、除雪ドーザー2台、ロータリー除雪車1台、歩道除雪車1台の6台と業者所有75台の81台で対応する。
三条署交通課は、除雪作業中に踏切から脱出できず列車とぶつかる事故の例から除雪関係者に早めの除雪、融雪を求めた。また、家庭や会社でも気をつけるように声をかけ合い、早めにスノータイヤに交換するなど話し合ってはどうかと事故防止を呼びかけた。
質疑では、参加者から「注意事項に除雪作業後の出入口の手直しは各戸でとあったが、高齢者には大変な作業で何とかならないか」という質問に、三条土木事務所は「よくわかります。が、(戸口の除雪を)全部やっていたのでは進まない。町内など周りの方で協力をいただけないでしょうか」と地域の協力を求めた。
ほかに歩道除雪は「嵐南が少ない」「道路の除雪作業で車道の脇に雪が山になり、子供たちはその上を歩き危険。そうなった場合相談にのってほしい」、ささらに「校内の駐車場の確保を考慮してほしい」などの意見があった。
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