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三条市社協に水墨画サークルと郵便局が寄付(2002.11.28)
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28日、三条市を中心とした水墨画サークル五彩会(難波和敏代表)が水墨画展のチャリティ6万円、その水墨画展の会場となった三条郵便局(熊原正典局長)が使用済み切手と使用済みプリペイドカードをそれぞれ三条市社会福祉協議会(古寺秀夫会長)に寄付した。
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左から古寺三条市社会福祉協議会会長、熊倉三条郵便局長、難波五彩会代表
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午前10時に五彩会の難波代表と阿部誠一パルム水墨画会会長、五彩会に協力する全国水墨会県央三条支部の田斉実支部長、青山清次さんの4人と、三条郵便局長、副郵便局長、井栗郵便局長の3人が同協議会を訪れ、古寺会長に難波代表は善意を包んだのし袋を、熊原局長は使用済み切手などを手渡した。
不景気で寄付も湿りがちで、古寺会長は「一般社会が冷え込んでいる。(皆さんに)励まして頂いて、努力していきたい。毎年ご協力いただきありがたい」と礼を述べた。
五彩会は市内のパルム水墨画会、伊久利水墨画会、保内水墨画会、翠燿会と栄町水墨画会の5つの会で構成。阪神淡路大震災への救援をきっかけに毎年、三条郵便局本局でチャリティ水墨画展を開き、売り上げを寄付している。
ことしは5日から8日まで開き、会員の描いた色紙を販売した売り上げ6万円を寄付した。難波代表は「あんなに売れないのも初めて、例年の半分だった」と、ちょっぴり残念そうだった。
三条郵便局は本局と特定郵便局11局にアクリル製の回収箱を設置しており、1年間で集まった使用済み切手31万枚、テレホンカードやハイウェイカードや図書カードなど使用済みプリペイドカード1,418枚を寄付した。同郵便局では「切手200枚でBCG1本といいます。引続き窓口で集めています」と市民への協力を求めた。
寄付金は同協議会の社会福祉基金に積み立る。使用済み切手とプリペイドカードは、同協議会から収集団体に送り、知的障害者のための社会啓発活動、海外の医療事情に恵まれない人への医師や看護婦の派遣などに役立てる。
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