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8日に燕で150人合唱の「つばめ第九コンサート」(2002.12.5)
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第九を楽しく歌おう会(秋元幸平会長・約100人)は、8日午後2時から燕市文化会館で「つばめ第九コンサート2002・共に生きる『のぎく賛歌』より」を開き、約150人の大編成で年の瀬に“燕の第九”を歌い上げる。
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「つばめ第九コンサート」のポスター
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同会のメンバーに燕西小学校合唱クラブと男性合唱団「どんぐり」、それに一般参加を加えた約150人が出演し、合唱組曲『のぎく賛歌』と第九の第4楽章『歓喜の歌』を披露する。
『のぎく賛歌』は音楽を通して横越町・視覚重複障害者通所施設「のぎくの家」と交流する「どんぐり」の作品。障害者が抱える問題を社会に訴えるために同施設の通所者や家族、それを取り巻く人たちの生き様を描いた共感と感動を呼ぶ組曲で、コンサートでは全14曲のうち8曲を歌う。
フィナーレを飾る『第九』は、ピアノ伴奏でソリスト4人を迎える。
第九を楽しく歌おう会は、青少年とともに感動体験をと6年前に発足。小学生から70歳代まで約100人が参加している。
「世代を越えて、障害を越えて」をスローガンに楽しく歌い、広く交流することを目的に、このコンサートをメインに老人福祉施設への出前コンサート、つばめ音楽祭出演などの活動を行っている。
コンサートはことしで5回目。毎年、趣向を変えて市内小中学校合唱団や三条市吹奏楽団、新潟交響楽団などいろいろな音楽団体と共演しており、ことしは燕西小学校合唱クラブと視覚障害者を中心とした男性合唱団「どんぐり」が出演する。
小学生でもドイツ語で第九が歌えるのは「譜面にカタカナをふって覚えます」と会員の星野昭子さん。「月2回の練習は楽しい。『のぎく賛歌』も楽しみです」と本番に期待を膨らませており、大勢の来場を呼びかている。入場無料。
■関連リンク
第九を楽しく歌おう会
男声合唱団「どんぐり」
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