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三条マンドリンクラブ20周年記念のコンサート(2002.12.5)
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NPO三条おやこ劇場(川瀬弓子代表)は、7日午後6時から三条市中央公民館で三条マンドリンクラブ(中沢一昭会長・10人)20周年を記念したマンドリンコンサートを開き、コカリナやブルースハープもまじえてマンドリンの澄んだ音色を楽しんでもらう。
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マンドリンコンサートのポスター
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コンサートは2部構成で、第1部は三条マンドリンクラブのメンバー10人がイタリア民謡や童謡やクリスマスのメドレーを演奏。ロシア民謡『ともしび』ではロシアの民族楽器、バラライカも演奏する。
第2部は新潟市の新潟ドルチェマンドリンアンサンブルのメンバー13人も加わって23人による合奏。マンドリン演奏のためにつくられた流れるようなメロディーの『山嶽詩』、変化に富んだ劇的序楽『細川ガラシャ』の2曲を演奏する。
また、三条マンドリンクラブの演奏の前に三条コカリナくらぶによるハンガリーの民族楽器、コカリナの演奏と寺泊町の中学生のブルースハープ演奏も披露する。マンドリンは弦が2本ずつ4組ある弦楽器で、鈴を転がすような澄んだ音色が美しい。
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新潟ドルチェマンドリンクラブの定期演奏会の様子
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かつて三条市内の中学校や高校にあったマンドリンのクラブや同好会もすでに絶え、県内で今も続くのはこのコンサートに出演する社会人クラブ2つだけ。マンドリンの音色を生で耳にする機会はめったになくなっている。
三条マンドリンクラブは1982年に4人で発足し、ことしでちょうど20年。毎年、三条市音楽祭に出演しているほか、病院や老人ホームでも演奏しているが、メーンとなっての本格的なコンサートは今回が初めてだ。
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三条マンドリンクラブの中沢一昭会長
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「昔、演奏していた人やマンドリンを始めてみたいと思った人、興味を持った人は、いつでも練習を見学に来てほしい」と中沢会長。「コンサートを聞いてもらい、マンドリンを知ってもらえたら」と一人でも多くの来場を待っている。
コンサート参加券は4歳以上前売り500円、当日800円。三条市内の中央公民館、嵐南公民館、ナカザワ楽器などで扱っている。コンサートの問い合わせはNPO三条親子劇場(電話0256-32-7446)、三条マンドリンクラブはナカザワ楽器(電話0256-33-7914)へ。
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