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香典返しに介護用マイクロバスを三条市に寄付(2002.12.12)
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10月に母を亡くした三条市本町3、坪井内科医院院長坪井正康さん(64)は12日、香典返しにと痴呆老人介護の送迎用マイクロバス1台(300万円相当)を三条市に寄付した。
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高橋三条市長に向かい寄付の目録を読み上げる坪井内科医院院長坪井正康さん(左)
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坪井さんは午後0時半に市役所を訪れ、高橋一夫三条市長に目録を読み上げて手渡した。
坪井さんの母、ミイさんは10月13日に85歳で亡くなった。その香典返しとして三条市の社会福祉に役立つものを寄付しようと考え、三条市に必要なものを問い合わせ、市が希望したマイクロバスを寄付した。
マイクロバスはスロープを備え、車いすで乗り降りできる。特注のため、納車は完成後になる。
坪井さんは「香典返しを個々にするより、まとめて寄付させて頂いた。社会に役に立ちたい、母もそういう気持ちでいましたので、その意に添うようにしました」と母の遺志であることを伝え、「皆さんの善意をまとめさせていただき、母も喜んでいてくれると思う」と話していた。
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