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[NUM総合講座レポート(11)]尾崎歩(有)アットウォーカー社長(2002.12.14)
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平成14年12月4日 テーマ:「SE(システムエンジニア)のお仕事〜IT時代におけるSEの役割〜」
講 師:尾崎歩(有)アットウォーカー社長
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経営大4年外川香織さん
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本日は総合講座始まって以来の若い社長をお迎えしての授業となりました。上越市にある有限会社アットウォーカー社長の尾崎歩先生です。20歳でソフト会社に入り、26歳で起業し、本日で55日目だそうです。講義は会社の説明と、社長が起業するに至った道のりをお聞きしました。
会社は、ソフトウェア開発から関連セミナー開催などを業務にしています。社長は、コンピュータの仕事を志したのは中学の頃で、高校・短大とコンピュータがいじれるところを選び、卒業後就職されました。入社後の感想は、地味な仕事で、仕事中は全く会話がなく、残業も多い仕事だ、ということです。その後、仕事のレヴェルがあがるとさらに仕事が増え、とうとう身体をこわされました。でも、使ってくれる人のことを考えると、よりよいものを創りたいと思うようになり、この気持ちが支えとなっていたそうです。ある時収支決算を見て、仮に会社が無くなったら自分はどうなるかと考えだし、そこで起業を志し準備してこられました。起業は意外と簡単だが、コミュニケーション能力、楽観的な性格、自分をかわいがることが大事だと言われました。
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講師の尾崎歩(有)アットウォーカー社長
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私はソフトウェアー会社に就職し、来年からプログラマになります。今日は同業の経験のある社長のお話が聞けて良かったです。給料と同じくらい残業代が出た話はびっくりしました(しかもそれでもまだ他と比べると楽だともおっしゃった)。でも、私も社長と同じで、この仕事がやりたい!と高校時代から思っていたので、夢がかなって本当に嬉しく思っています。今日、講演を聴いて、仕事への楽しみがふくらみました。
本日はありがとうございました。
NUM総合講座レポートについて |
新潟経営大学は、9月18日から12月18日まで14回にわたり平成14年度総合講座を開設。各回の講座について同大学学生からレポートしてもらい、掲載する。
総合講座では、産業界で活躍する人を講師に経営の現状や経営戦略などを講義してもらい、学生に地域企業の経営の現実を正しく理解させ、今後の学習計画や人生計画を考えてもらうこと目的とする。
今年度の統一テーマは「企業を活かす・新潟を創造する」。一般の人も無料で聴講できるいわば公開講座で、幅広い受講を呼びかけている。受講申し込みや問い合わせは同大学学務課(直通0256-53-4490)へ。講座の日程は次の通り。
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