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まるよし本店前でポケットマーケットがスタート(2002.12.14)
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三条中央商店街振興組合(住谷哲雄理事長)は14日、まるよし本店前=本町3=で地域で作った野菜や果物を中心に販売する休日限定の市場、ポケットマーケットをスタートした。
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まるよし本店前で始まったポケットマーケット
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午前9時から正午過ぎまで市内の生産者らを中心に4業者が出店。青いシャッターが閉まったままの本店前に紅白幕を下げ、大きな看板を立ててポケットマーケットの開店をアピールし、ダイコン、ハクサイ、洋ナシなど地元の新鮮な野菜や果物、地場の野菜で作った漬物など販売した。
通りかかった人は足を止めて、市価より安い商品を買い求めていた。人に聞いて遠回りしてきたという主婦は「ミズナとキムチを買いました。値段が手ごろ」と話し、生産者に「また、来るね」と声をかけていた。
ポケットマーケットは12月の土、日曜と祝日の午前9時から正午まで営業する。21日からは市内のメーカーが出店して豆腐やこんにゃく、年末の28、29日はしめ縄や正月用の生花も販売する。
ポケットマーケットは中心市街地「地産地消」運動試験事業として、今月は試験的に営業してデータをまとめ、県補助事業の実験的店舗事業に申請する。また、今回の状況をみて来年の方向性なども検討していく。
まるよしの9月閉店から同商店街の人通りはめっきり少なくなった。まるよし本店を利用してきた近くに住む消費者から不便だとの声もあり、11月末に(株)まるよしの吉田行雄社長と話し合った。
しかし、本店の営業再開には時間がかかりそうなため、商店街の活性化のためにも少しでも早く新たな火を灯そうと店頭を借りてポケットマーケットをスタートした。
外山衛資副理事長は「今の時代はとにかく動かなくてはだめ」と新たな試みの成果に期待している。このあと今月は15日、21、22、23日、28、29日の6日間、開く。問い合わせは同商店街事務所(電話:0256-32-6200)へ。
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