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米国人ALTをゲストスピーカーに国際交流の集い(2002.12.22)
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燕市国際交流協会(山崎悦次会長)は、21日午後5時から燕商工会議所で国際交流の集いを開き、燕市内の中学校のALT(外国語指導助手)2人をゲストスピーカーに参加した会員など30人と交流を深めた。
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燕市内のALT2人をゲストスピーカーに開かれた燕市国際交流協会の国際交流の集い
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ゲストスピーカー2人はいずれも米国人男性で、アーサー・ウォリナーさんとアラン・マーシャルさんの2人。
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アーサー・ウォリナーさん
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ウォリナーさんは64年生まれでオレゴン州アシュランド出身。南オレゴン州立大学卒で昨年8月から燕市に勤務している。
高校を卒業すると違うところへ移り住みたいと、2000頭ほどのウシを飼育するカリフォルニアの農場で働いた後、大学でコンピュータを勉強しようと思うようになった。
それを両親に打ち明けると、勉強したいなら自分で働いて行きなさいと言われ、自転車店でコンピュータネットワークエンジニアとして働き、コンピュータネットワーク構築やプログラミングをした。
ALTは来年7月までの契約だが、もう1年続けたいと考えており、その後は友人と塾を経営したいことなどを話した。
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アラン・マーシャルさん
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マーシャルさんは75年生まれでアリゾナ州フラッグスタッフ出身。北アリゾナ大学でマーケティング学科を専攻、ことし7月から燕市に勤務している。
マーシャルさんは、アリゾナ州の写真を掲載するパンフレットを配り、通訳を介して英語で話した。
スノーボードをはじめスポーツが好きで、今は市役所の野球チームに入り、新潟のALTのチームにも参加。米国では最近、日本進出を果たした米国最大手のスーパー、ウォルマートでマネージャーとして働き、とても忙しかったがやりがいのある仕事だったなどと話した。
2人のスピーチに参加者は日米の家族や文化、経済の違いや共通点に考えさせられながら耳を傾けていた。その後はワインで乾杯し、ゲストスピーカーや会員同士で歓談し、交流した。
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