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高橋三条市長が年末のあいさつで財政や合併に言及(2002.12.27)
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官庁御用納めの28日、三条市では午前10時から市役所で高橋一夫市長が職員約120人を前に年末のあいさつを行って1年を締めくった。
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高橋三条市長の年末のあいさつを聞く市職員
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高橋市長は「私が市長になって3年8カ月。業界は(補助金など)欲しいというのを大幅に減らしてもらい、みなさんにはフレックス対応していただいたりして、図書館など市民は十分に利用してもらっている。65歳以上のお年寄りの医療補助を大幅につめさせてもらい、建設業界には一般競争入札、皆さんにはことしと来年に給料の2.5%下げていただき、退職者も不補充」と各方面の協力に感謝した。
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年末のあいさつを行う高橋三条市長
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「財政の健全化の方向は間違いない。来年度予算は平成11年度と比べて11億円強マイナスだが、まだまだ厳しさが続いている」としながら「きちんと頑張った人を評価し、ワタリ制度(年齢により管理職でなくても管理職同様の給与を支給する制度)の廃止など来年4月から実施しようと考えている。これが実施されれば(財政は)健全化される」と見込みを示した。
民間の厳しさを前置きして「退職者が30数名いるが、(退職金の)平均が2,250万円。来年度も同じく30数人で2,880万円。三条の企業で平均が2,200万円台は1社もない。皆さんは恵まれていると感じていただきたい」という認識を求めた。
合併の話では「来年2月ころには5つの市町村でまとまり、2年後には新しい市が誕生する」と言い切り、「2年後は、両隣は三条以外の職員と一緒に仕事をする。そうなった時に『なんだ、三条の職員は』と言われないように、あと2年の中で頑張っていただきたい」と求めた。
最後は「ことしの皆さんと、仕事始めの来年1月6日にお会いするわけですが、きょうの顔と見違えるように輝かしい顔でお会いできることを期待します。よいお年をお迎えください」と締めくくった。
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