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大みそかの31日、三条市で恒例の歳の市(2002.12.31)
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大みそかの31日、三条市は二七の定期市の会場の北三条駅西側で恒例の「歳の市(としのいち)」、歳末臨時市場を開き、刺身や花など年末年始の買い物客でにぎわった。
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不景気を感じさせないにぎわいだった大みそかの歳の市
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午前6時から午後2時まで開き、魚、花、野菜、豆腐、モチ、しめ縄など年越しの食材や正月用品を販売する約40店が並んだ。
小雪のちらつく早朝から客が訪れ、陽が差し始めた午前9時過ぎころから車で訪れる家族連れが目立ち、店が向かい合わせに並んだ通りは人をよけて歩かなければならないほどのにぎわいとなった。
前日30日に三条市嵐南地区の四日町市場で開かれた定期市にも出店、タコの足やブリ、マグロ、タイなどを売る店は「きのうは日中は晴れ間が広がって最高の人手だった」とホクホク顔。「最後の31日は、刺身を買いに来る人がほとんど。値段は例年並で売れ行きはいい」とはいえ、不況で単価の安い物を求める人も多いと言う。
大みそかの臨時市場は店側も売り切るために早めに値引きを始め、買い物客が「いくららね」とタコを指差すと、「よし!まけてやろうか!」と買い手市場に。ユズリハやマツ、ナンテンを販売する店も「縁起物らいね。まけるいね」と客寄せに張り切っていた。
買い物客は目的の買い物を済ませると、2つ3つの買い物袋や新聞紙で包んだ花を手に持ち足早に帰っていた。
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