三条市と三条市教育委員会は、1日午前8時40分から三条市総合体育館をスタート地点に第32回三条市元旦マラソン大会を開き、15年ぶりともされる初日の出を拝めた青空の元朝に1歳から81歳まで市民690人が快走した。

三条市元旦マラソン大会で出発点の三条市総合体育館前をスタートする参加者

開会式で高橋一夫三条市長は、目覚めに見た朝日に輝く弥彦山の雪の美しさを話し、「一年の計は元旦にあり。順位を競うものでなく、それぞれの体力に応じて走り、ことし一年健康で元気で、仕事に遊びにとやっていこうという趣旨」とあいさつ。

選手宣誓する大崎中2年今井優さん

出場5回目の三条市立大崎中学校2年生今井優さんが「私たちは新春の三条市元旦マラソンをそれぞれの思いを込めて元気いっぱい走りぬくことを誓います」と選手宣誓して競技に移った。

コースは4種類で、「3キロコース」は小学生男女別、中学生男女別、一般男子50歳未満、同50歳以上、一般女子の7区分、「5キロコース」は一般男子50歳未満、同50歳以上、一般女子の3区分、「10キロコース」は一般50歳未満、同50歳以上の2区分でそれぞれ競い、加えて参加自由の「歩く歩け5キロコース」を行った。

三条地域消防本部調べの午前9時の気温は1.0度で。日陰の水たまりは氷が張ったままにもかかわらず、ショートパンツの参加者が目立ち、気合い十分だ。

新年の祝砲のように高橋市長のピストルが元日の朝に響くと、「三条市元旦マラソン大会出発点」とある大きな横断幕の下を参加者はいっせいに走り出した。

また、10回、20回、30回出場者表彰では、昨年10回表彰を取りやめたが再開を求める声が強く、今回は復活。合わせて昨年10回の11回出場者も表彰した。各区分入賞の上位6位以上は次の通り。

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