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昨年の富士フィルムフォトコンテスト2001でグランプリに輝いた写真愛好家、蝶名林稔さん(48)＝三条市西潟＝の初めての個展「自然や人とのふれあい写真展」が19日から30日まで三条市立図書館で開かれる。
蝶名林さんは、昨年2月に国内最大級のアマチュア写真愛好者の公募展、富士写真フィルムコンテストに空手の寒けいこで暖かい甘酒を手にする少年をを撮影した「寒けいこ」を出品、自由写真部門の最高賞、グランプリを射止めた。 この受賞で同図書館から依頼を受け、自身初の個展を開くことになった。展示作品はタイトルにある通り自然の風景や植物、人物の被写体が中心で、全紙数点と半切9点、2L40点。取材地は自宅の庭から近県まである。
蝶名林さんは「1つのテーマにしぼらないで、自然や人とふれあった時の感動でシャッターを切る。自分にとって写真は自分の気持ちに磨きをかけてくれるものです。ファインダーをのぞいている時が一番楽しい」と、できあがった作品と同様に撮影に向かう視線も自然体。「でき上がりを見てあちゃーと思いますが」と気取りがない。 蝶名林さんは、三条市内の愛好者を中心に4年前に発足したグループ、「写団かじや」の相談役。そのグループ展で作品を発表しているが、個展は今回が初めてだ。 休館日の20日を除き、土、日曜は午前9時から午後5時まで、それ以外は午後7時まで。入場無料。 ■関連リンク
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