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三条市内で一ノ木戸小、四日町小、保内小をよい歯の優良校に(2003.1.10)
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三条市学校保健会(草野恒輔会長)と三条市歯科医師会(今井克義会長)は、9日午後1時半から三条市役所で平成14年度三条市よい歯の学校表彰式を行なった。
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9日行われた平成14年度三条市よい歯の学校表彰式
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昨春行われた市内小中学校の歯科検診の有病者率、処置者率などを点数化したものと、学校における保健の管理を審査する教育点の総合計点で評価。最高だった月ヶ岡養護学校は先に県表彰を受けており、それ以外の小中学校で順位を決めた。
上位から一ノ木戸小、四日町小、保内小の3校を優良校、続く上林小、旭小、大崎小、条南小、第一中の5校を努力校として表彰。さらに三条市歯科医師会表彰では、学校における歯科保健教育、管理や経験などを考慮して上林小の佐藤美恵子養護教諭と南小の佐藤淳子養護教諭の2人を表彰した。
今井会長は表彰した学校長や担当教諭に表彰状を手渡したあと、「むし歯になるのはきょうだいでも違うか?、遺伝か?、とよく聞かれますが同じように育てられたきょうだいでも性格は違うように、育っていく上での環境的要素が強い影響を与える。成長盛りの子どもにむし歯や口腔について話すことは意義がある」と話した。
八百枝正樹審査委員長は審査総評で、県内のむし歯の少なさは全国でトップクラスで、その中では三条市は下位にあるが、全国的には上位であり、改善に向かっていることを報告した。
さらに「第一中は12、13年度に続いて今年度も優秀で、小学校の方が(むし歯の)本数が少ないが今回も良かった。これまでむし歯は1人平均2本を超えていたが、2本を割りつつある。小学校ではむし歯の1本もない子が増えていくかと思う。今後はむし歯から歯周病など歯ぐきの病気に焦点が移っていく可能性がある」と話していた。
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