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ウエスト三条店で遠藤ケイさんの原画展(2003.1.12)
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三条市五明、ウエスト三条店(大竹潤店長)は、11日から2月2日まで同店で三条市出身のイラストレーター、遠藤ケイさん(58)=下田村北五百川=の原画展を開いており、温もりにあふれる遠藤さんの作品の魅力を楽しんでもらっている。
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2月2日までウエスト三条店で開かれている遠藤ケイさんの原画展
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35×40センチていどのサイズの額に納めた原画36点を遠藤さんが手作りした道具をまとめた著書『手作り生活道具』とともにシンプルに展示している。
これまでに遠藤さんが取材した日本各地の祭りや伝統文化、職人の顔、漁師の使っている道具など生活や文化など、黒いペンで線を描き、水彩のソフトなカラーで彩色している。
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遠藤さんの作品
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人物はユーモラスな表情で、今にも話しだしそう。ビードロ職人、ちんどん屋、アサリ漁師、岩茸採りなど職業がタイトルになっている作品がある。遠藤さんは生活に関わるモノを可能な限り手づくりし、鍛冶仕事が好きでナイフや鉈(なた)も自分で作るが、それと重なる三条の鍛冶職人を描いた「鍛冶屋(三条)」もある。
アウトドアの月刊誌『BE−PAL』(ビーパル)のイラストで知られ、著書も数多い遠藤さん。それと知らずに遠藤さんの作品にふれている人も多く、温もりや手ざわりまで感じさせるような原画は、ファンでなくても鑑賞したい。
「遠藤さんの自然と関わって暮らしていくライフスタイルは、アウトドアの原点だと思う」と、大竹店長も遠藤さんの作品に魅せられたひとり。19日には遠藤さん本人が来場する。
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