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丸井今井邸で新年初の百人一首教室(2003.1.12)
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三条市本町3、丸井今井邸で11日、新年を迎えて初めての百人一首教室が開かれ、参加した近隣の小学生8人は正月気分で百人一首を楽しんだ。
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11日、丸井今井邸で開かれたことし最初の百人一首教室
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昨年5月から毎月第2、第4土曜の午後1時から開かれいてる教室。今年度から完全学校週5日制がスタートし、学校が休みの土曜に丸井今井邸を生かした子どもたちが参加できる行事ができないかと指導代表の三条市本町1、五十嵐則子さんが発案し、百人一首の会の三条九重会(吉田正禄会長)に指導協力を依頼している。
11日は、子どもたちはレベルの近い相手と1対1で向かい合って対戦。詠み手が上の句を詠み上げると、当初から参加している子どもは、名人戦のようにパンと取り札を払っていた。
初心者の子どもは「よくわからなーい」と、次々と札を取るベテランがうらやましそうだったが、三条九重会のメンバーは「だんだんやってるうちにわかるよ」と励まし、教室が終わる時間になると「もう終わり?。つまらなーい」と物足りない子どももいた。
五十嵐代表は「自分の力で札を取らなければならないので、粘り強さも身につきます。テレビゲームなどでは味わえない人間対人間の勝負で、時にはくやしくて泣く子もいます」と、生身の対戦のおもしろさを話している。参加は無料。参加したい人は丸井今井邸(電話:0256-32-3263)に申し込む。
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