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16日、燕市が行う合併アンケートの内容(2003.1.15)
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燕市は16日、区長を通じて市民に「市町村合併についての市民意向調査票」を配布する。三条、燕、栄、田上、下田の5市町村で構成する県央東部合併研究会の枠組みで平成の大合併に向かう燕市は、2月に予定されるその法定協議会の移行を前に、アンケートで民意を問う。結果は燕市をはじめ、周辺市町村の合併の動きに大きな影響を与える可能性もあり、注目を集めている。
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燕市が市民に配布する調査票の見本
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調査票はA3版1ページ。個人情報は性別と10歳刻みの世代を記入、ほかに意見や要望を書き込む欄がある。
設問は合併に対する賛否、合併の枠組み、吉田町の合併の意思表示がない場合に燕市のとるべき姿勢の3点で、いずれも設定した回答のなかから1つを選ぶ。合併に対する賛否で賛成か協議を進めるべきを選んだ人は、続く合併の枠組みに回答する。さらにここで県央東部合併研究会の構成5市町村に吉田町を加えた合併を選んだ人は、続く吉田町の合併の意思表示がない場合に燕市のとるべき姿勢の設問に答える。
内容は先に開かれた燕市議員協議会で示した原案に対して出された意見や要望を反映。基本的な設問と回答は原案から変わっていないが、合併の枠組みでは県央東部合併研究会の進展や吉田町が合併の意思表示を明らかにしていないこと、加茂市がどの市町村との合併協議にも不参加であることなどを付け加えるなど、地元の合併の動向に明るくない人にもわかりやすく修正した。
調査票の配布対象は市民44,070人の82.55%に当たる満18歳以上の市民、男17,874人、女18,508人の計36,382人。調査期限は28日で、回収して2月6日までに集計し、10日開かれる燕市議員協議会で調査結果を報告する。調査票の設問と回答は次の通り。
設問1 燕市の市町村合併についてのあなたのお考えをお聞きします。(一つだけお選びください)
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- 合併に賛成(「設問2」へお進みください。)
- 合併に反対(燕市単独)(「設問2」と「設問3」の記入は不要です。)
- 合併の協議は進めるべき(「設問2」へお進みください。)
設問2 設問1で「1」と「3」を選ばれた方におたずねします。燕市が仮に合併するとしたらどのような市町村との枠組みでの合併を希望しますか。(一つだけお選びください。)総人口は平成12年国勢調査人口です。
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- 県央東部合併研究会の構成市町村(三条市・燕市・田上町・栄町・下田村)総人口:164,786人
※合併についての調査・研究を経て「新市将来都市構想」策定。法定協議会への移行を検討中
(「設問3」は記入不要です。)
- 県央東部合併研究会の構成市町村(三条市・燕市・田上町・栄町・下田村)と吉田町 総人口:189,921人
※吉田町の合併に対する意思表示は不明(「設問3」へお進みください。)
- 県央広域市町村圏協議会の構成市町村(三条市・燕市・加茂市・吉田町・分水町・寺泊町・田上町・栄町・弥彦村・岩室村・下田村)
※加茂市はどの市町村との合併協議にも不参加。岩室村の動向は未定(「設問3」は記入不要です。)
- 西蒲南部・寺泊町村合併検討協議会の構成市町村(岩室村・弥彦村・分水町・寺泊町)と吉田町と燕市 総人口:115,144人
※西蒲南部・寺泊町村合併検討協議会から吉田町が脱退し、岩室村の動向は未定(「設問3」は記入不要です。)
- 吉田町と燕市 総人口:68,616人
(「設問3」は記入不要です。)
- その他の市町村()
※( )内に具体的に記入ください。(「設問3」は記入不要です。)
設問3 設問2で「2」の枠組みを選ばれた方だけにおたずねします。燕市は現在「県央東部合併研究会」の枠組みの中で、2月に法定協議会の設置を議会に提案する予定でおりますが、それまでに吉田町の加入する、しないの意思表示がなかった場合、どのようにすべきとお考えですか。(一つだけお選びください。)
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- 法定協議会に進む
- 法定協議会に進み、吉田町の加入を待つ。
- 合併の協議をやめる。
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■関連リンク
県央東部合併研究会関連データ〜ニュースタンク
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